こんばんは(おはように近いけど)、イズミです。
夜型が過ぎております。
書こうと思いつつ一度忘れてたことを思い出したので書きますね。
昨年前職を退職し、いまだに無職なわたしです。
退職直後は何も考えず転職活動していて、いけると思った面接に落ちまくり、逆に対して興味もなく絶対落ちたと思った会社から内定をもらったり・・・。
そこで「何か嚙み合ってない、これは休めという天の声では?」と都合よく解釈して転職活動を完全にやめ、海外行ったりだらだらだらだら過ごしていました。
今も夜更かししながらお布団の中で書いてますしね。笑
今年に入り、そろそろお金がヤバいとなり先月から転職活動を再開。
しかし開始早々入った面接2件を辞退。さすがにちょっと自分どうなの?ちょっと立ち止まって真剣に何がしたいか考えようよ!となり、いろいろと考えておりました。
そもそも、一時は自分でビジネスをしようかと考えていました。
ほぼ一般事務しかやったことがなく、換金できるスキルがないので普通にモノを売ろうと思って、SNSマーケティングの本読んだりしていたんですけど、わずかな初期投資(仕入れ代とか)すらする余裕もないし、そもそもこういうのはやっぱり副業から始めるものよね・・・と冷静になり保留。
やっぱり会社員なのか。でも夢見てた自由な働き方とか、お金とか得られないよね・・・。
そんなことを思ったりしたのですが、ここでちょっと冷静になりました。
ほんとにそれを望んでるかな?って。
いやいや、海外旅行好きだし、日ごろから行けたら最高じゃん!ホテルで仕事とか優雅だし・・・。
→海外旅行はもちろん好きだけど、個人ビジネスだからってそんなにしょっちょう行けるかな?時間はともかく、急にそんな大金が稼げるビジネスアイデアは現状思いつかないよ。今までみたいに年に1~2回、ボーナス使って、仕事のことは忘れて旅行に集中できる方が楽しめるんじゃない?
うーん・・・それは、そう。笑
なんか、世間のフリーランス推しというか自由な働き方!みたいなのにちょっと影響されすぎてたかもなって。
そんなわけでやっぱり会社員でもいいのかなと思い直しました。
ただし、今までと違ってちゃんとお給料が上がっていく仕組みがあって、連休がちゃんととれること。そして今後のために新しいスキルが身につくこと。そういう会社を絶対に妥協せずに選ぶことにしました。
そんな中で、ある日かなり好条件な会社を発見。通勤時間も30分ぐらい。事務以外にも挑戦できる。
応募して、すぐに書類通過して面接に呼ばれました。
面接官が入室してわたしを一瞥した瞬間、何か違うな・・・みたいな顔をされました。
ん?となりつつも「1週間で300人ぐらい応募があったけど、実は急募だから離職中の方だけ面接している」との言葉にラッキーと思ったのも束の間。
「で、うちに来て・・・何かやりたいことがあるわけですか。」
え、何その聞き方。そう思いながらも、用意してきた当たり障りない感じのことを言ったわけです。
「○○で貢献していきたいし、スキルアップもしたいです。」(みたいなことね)
「あー・・・うちはスキルアップとかないですよ。」
えっ。
「こういったらあれだけど、パートのおばさんでもできる仕事なんでね。スキルとか資格とかは・・・意識高すぎますね。笑」
「あなたはちょっと・・・もう少し柔らかく話した方がいいんじゃないですか。笑」
そ・・・
そんなこと言う会社あるの!!!???
このわたしが意識高い?????え?????えええ???????
翌日にはもうお祈りメールが来てました。
今思えばこの面接官相当ヤバいんですけどね。パートのおばさんでもできるって・・・60代ぐらいのおっさんが何言ってんだ。。
しかしこのとき、わたしは自分について言われた内容にものすごく衝撃を受けてました。
意識高い?そんなバカな・・・と思いながら、昨年受けた面接のことがふいに頭に浮かびました。実はそのときも似たようなことを言われたのを思い出したのです。
その会社もかなりの好条件でした。わりと単純な仕事でかなりの年収アップも目指せるという(ちゃんと調べたけど変な会社ではなかったです笑)。
面接官も感じのいい女性で、面接自体も堅すぎずよかった・・・と思っていたのですが。
「イズミさんのご経験は十分ですし、どちらでも活躍される方だと思います。ただ、うちの仕事では退屈されるのではと少し心配です。」
え・・・なにそれ褒め?断り文句?この怠け者を捕まえて退屈???
とっさに判断できず、いえいえそんなことは・・・みたいな苦笑いで終わりました。
そしてその会社は落ちました。
まあ会社の雰囲気とかあるもんね・・・とあまり気にしていませんでしたが、なぜ落ちたのか、今になってようやく理解しました。
この会社も、スキルアップとかそんなの求めてなかったのだと。そしてわたしの印象が真逆だったのだと・・・。
前職を短期間で辞めてしまったわたしは正直焦っていました。
若くないうえになんのスキルもない。短期離職っていうマイナスポイントも増えてしまった。勉強する意欲を見せなきゃ。使える人間だと思わせなきゃ。多少自分を大きく見せなきゃ、わたしなんてどこも採用してくれない。
そんな思いを抱えていることに何の疑問も持たず、自己紹介や志望理由を暗記し、毎回自分でも意味が分からないほど緊張しながら面接に臨んでいました。
作り上げた自分を見抜かれるわけにはいかなかったから。
ずっとずっと内面に意識を向けてきたつもりだったのに、こんな強烈な自己否定に気づいてなかった。。
気づかないまま面接を受け続け、本当は穏やかに長く働きたいだけなのに偽りのやる気を見せたせいで落ち続けた。唯一受かった会社はベンチャー。今となれば納得、笑うしかない。
腹の立つ面接だったけど、ハンマーで殴られたような衝撃のおかげでわたしはやっと目を覚ますことができました。
もう、これこそまさに「そのままでいい」ですよ。
ほんっとに、なぜ気づけなかったんだろう。自己否定が強すぎて自然すぎて、本当に気づいていませんでした。
先週も面接がありました。直前はさすがに少し緊張したけれど、面接の練習も控えめに、できる限り「わたし」で面接に臨んだらとてもとても楽でした。
ちなみに、雰囲気を柔らかく見せるために久しぶりに髪を染めました。笑
合否は今週中にはわかると思いますが、やっと「本来のわたし」を見てもらえたからこそ、本当にどちらでも受け入れられそうです。
このできごとのせいか、ここ数日は何も抵抗しないというか・・・結局全ては調和がとれていて、起こることは自分にとって必要なことだから受け入れよう、という気持ちで過ごしています。
「わたし」でいれば必ずいい職場が見つかると思うし、悪いようにはならないはず。
いや悪いと思ってもなんかいい感じになるはず。笑
「わたしなどいない」の境地にも至りたいけど、その前に「わたし」を感じることですね。
それでは、また。
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